と、これが普通にどこでも
書いてある「旬」の説明です。
★魚が旬になると脂ののるホントの理由を分かりやすく説明します。★
この理由は「人間」にはとても
分かりずらいかもしれません。
なぜなら、「人間」には
旬が無いのですから!!
「旬」とは魚が
「セックスをしたくなる時」
だと思って下さい。
魚は年に何度かしかセックスを
したくならないんです!!!
ですので気合が入ります。
一生懸命食べて太ります!!
だから餌のある川
【川からは陸地の養分が
豊富に含まれているので
餌となるプランクトンが
いっぱいなんです】
の近くに群れをなして集まるんです。
もうひとつ「人間」と違うもの
が魚にはあります。
それは「美的感覚」です。
魚に限らず「人間」以外の動物は
太っているのがモテます!!!!!
人間は異性に対するアピール
として「ダイエット」等で痩せよう
としますが人間以外の全ての
動物はダイエットなんてしません
より太ろうとするんです。
簡単にいえば
人間以外であれば太っている
ということはモテモテです!!!
誰もが一生懸命太ろうとします。
その時期が「旬」なんです。
魚は見た目でセックスをします。
「やさしい鯵」や
「面白いカマス」
は存在しません。
全て「カッコいいか」
あるいは「美しいか」で
相手を決めるのでよりカッコよく
あるいは美しくなろうとするんです。
先に人間には旬が無いといいましたが
このことを考えれば
人間は「かっこいい人」を見た時や
「可愛い娘」を見た時は
「いつでも旬」なんでしょう!!
人間も本来「動物」ですので
基本的には太りやすいのかもしれません。
余談が長くなりましたが、
つまり「旬」とは魚が
セックスをしたくなり
誰よりも「カッコよくなろう
とする時期」なんです。
◆干物を上手く焼くにはどうしたらいいんですか?◆
この質問はとても難しい質問です!!!
味に100%はありません。
「十人十色」と言いますが、
日本人であれば極めて舌が
発達していますので
一人ひとりに独自の
「美味い!!」があるので答えを
出すのがとっても難しい
というより「全てが正解!!」
なんでしょう。
ここでは一般論と私の美味しい
と思う方法をご紹介します。
まずは一般論です。
「強火の遠火」
とよく言われます。
この焼き方は「七輪」の
焼き方と同じです。
炭火で焼いたいた頃は
火力が調整できませんでした。
ですので、極端に強い火で
焼いてしまうと
【特に脂の多い魚であれば】
一瞬で焦げてしまいますので
焦げすぎないよう
また調整できるよう
「強火の遠火」で調整
しながら焼きましょう
ということなんだと思います。
実際に「バーベキュー」等で
炭火で焼くと美味しく感じます。
現在では火力が調整できる
場合が多いので、これにはあまり
当てはまらないとは思っていますが…。
「川は皮はから、海は身から」
とも言われます。
この意味は
川魚は皮から焼きましょう
海の魚は身から焼きましょう」
ということを言われています。
ここまでが一般論です。
ここからは私がやっている
方法をお教えします。
私は基本的に「グリル」
は使いません!!
コンロに「魚焼き器」を
置いて焼きます。
私は「グリル」と「魚焼き器」で
魚を焼いたのでは
味が違うと思っています。
圧倒的に「コンロに魚焼き器」
が美味いと思います。
この方法での"ミソ"は
ちょっと焦がすこと!!!
です。ちょっと焦がして
皮まで食います!!
私的には最高の焼き方
だと思っています。
また、余談になりますが
余った骨をどうしてますか?
余った骨からは素晴らしい
「だし」が出るんです!!
ほんの少し干物を残しておいて
熱いお茶に余った骨を入れ
だしをとります。
そのだしを使ってお茶づけにする。
たまりません!!!
子供の頃は
「あったかいご飯をお茶漬けに
するなんて、目が潰れる」
と言われたものですが
日本人の最高の贅沢であり
また、ご飯を最高に美味しく
食べる方法なんだと思っています。
おそらく「美味しい焼き方、食べ方」
に正解はありません、
というか、すべてが正解なんでしょう!!!
「こう食べたら美味しい」
とか
「私はこう食べてます」
という方法があれば教えて下さい。
このページで紹介させて頂きます!!
「魚離れ」などと言われていますが、
何万年も昔から魚を食べ続けている日本人
であれば魚から離れられる訳が無い、
美味しく食べられさえすれば
必ず食べてもらえるはずですので。
◆どんな魚でも干物になるんですか?◆
美味い、不味いを別とすれば魚を
塩汁につけて干せば干物になります!!
但し、とっても不味かった魚も多いんです!!
印象に残っている失敗作が
「かつお」「まぐろ」の赤身系統の魚です!!
これはホントに不味かった!!!
酸っぱくって、血なまぐさい!!!
いゃ〜大失敗作でした。
「ぶり」「しまあじ」も失敗作でしたね。
味がしないんですよ。
醤油の勢いで食べきりましたが
何の魚かわからなかったなぁ〜。
逆に「雑魚【ザコ】」と言われている
魚でも干物にしたら
美味いっ!!と思ったもの
は多かったんです。
「かごかきダイ」
「ひいらぎ」
「はだかいわし」
【知ってますか?】等は
市場でははっきり言って
「迷惑」な魚ですが、
【「ひいらぎ」を釣り好きの
友達に送った時は
「この魚って食えたんだ!!
釣れても捨て出たぞ!!」
と言われたほどです。】
干物にしたらホントに美味かった!!
まだまだやっていない魚種も
いっぱいあるので味身を
しながら作っていきます。
なにしろ干物は
「美味しくて、飽きない」
ですから。
◆酸化防止剤は体に悪いのですか?◆
弊社で使用している酸化防止剤
は「ビタミンC」です。
酸化防止剤というと
「何か悪いものでも入って
いるんじゃないの?」
と思いがちですが
一般にサプリメントで
販売されている
「ビタミンC」と同じです。
トウモロコシやじゃがいも等の
デンプンを加水分解して得られる
ブドウ糖を原料として
発酵により製造されます。
但し、酸化防止のために
使用しているので栄養を
補助するほどの量は使用していません。
ですので「栄養を補助するため
では無く、酸化防止としての
役割で使用しています」
ということを強調するために
「酸化防止剤【ビタミンC】」
と仰々しく表示しております。
詳しくは下記のページに記載されていますのでご覧ください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokuten/sankaboshizai.html
◆魚の美味しい時期を教えて下さい!!◆
実はこれ、とっても難しい質問なんです!!
基本的に「アジ」は春先から梅雨
にかけてが美味しくなります。
「アジ」は分かりやすいんです!!
「アジ」という漢字は「鯵」
と書きます。
読んで字の通り
この魚は「参月【三月】」
から食べましょう!!
という意味からできあがった
漢字だと言われています。
ここでいう「三月」とは
おそらく「旧暦」だと思います。
この漢字が出来上がった頃
日本人はきっと「旧暦」
を使用していたはずですので。
つまり旧暦の三月
【新暦では四月】
から梅雨までが
いわゆる「旬」となります。
春に旬を迎えるものは
「アジ」
「キンメタイ」
【金目鯛は秋にも脂がのります。】
くらいでしょうか。
他のものは「夏〜秋」
にかけてがメインです。
「食欲の秋」「実りの秋」と言われるのは
農作物だけでなく、魚も一緒なんです。
秋の代表選手は何と言っても
今は「秋刀魚」でしょう!!
但し、今ほど物流が発達して
いなかった頃、
秋と言えば「さば」でした。
夏の終わりごろは「カマス」
が最盛期を迎え
「イボダイ」も続きます。
色々な魚は「秋」に最盛期を迎えます。
これはあくまで一般論なんです!!!
車やパソコンと違って
魚は「神様」の作ったものです!!!
ですので、八月にとっても
いい「アジ」が揚がったぞ!!!
あるいは、今年は
「カマス」全然ないなぁ!!
なんていうのは良くある話で
時期はあくまで目安なんです。
その年によって良い魚が
揚がる時期は変わりますので
これについては電話や
メールでご質問下さい。
いつでもその時のオススメをご案内させて頂きます。
☆干物にアニサキスはいますか?☆
まず結論から言います!
干物は決してアニサキス症にはなりません!
なぜなら
焼いて食べるからです!
アニサキスというのは
サバ、イワシ、サケ、サンマ
アジ、イカ、カツオなど
色々な魚の内臓にいる寄生虫です。
鮮度の良い内は内臓に
とどまっているのですが
鮮度が悪くなると内臓から
身の方に移動します。
ただし、アニサキスは
熱に弱い!
60℃で1分加熱すると
死滅するようです。
【また、1日冷凍しても
アニサキスは凍死します。】
ですので、干物は必ず
焼いて食べるものですので
決してアニサキス症にはならない
ということになります。
アニサキス症は昔からありました。
今のように冷凍技術が
発達していない当時の方が
アニサキス症は多かったはずです。
今になってアニサキス症が
増えたと言うことはないと思います。
おそらくは情報の伝達が
格段に早くなり
皆さんが
「知るようになった」
だけだと個人的には思っています。
アニサキス症は
ホントに痛いそうなので
気をつけて下さい。